食生活に要注意!? 冬太りを予防する5つの方法は?

いよいよ冬本番です。これから年末年始にかけて楽しい行事もたくさんあります。「でも、冬になると太るのが悩みの種」という方も多いでしょう。そこで、今回は冬太りの原因と予防法などをご紹介します。

太りやすいイメージがある冬ですが、実は1年で最もダイエットに適した季節でもあるのです。その理由やダイエット方法もご紹介しましょう。毎年冬になると体重の増加に悩まされるという方は必見です。

  1. 冬に太りやすい原因は?
  2. 冬はダイエットシーズンだった?
  3. 冬太りを予防する方法は?

1.冬に太りやすい原因は?

まず始めに、冬に太りやすい原因をご紹介します。何気なく行っている生活習慣も多いのです。一度自分の食生活や日々の行動を振り返ってみてください。

1-1.摂取カロリーが増える

冬は、鍋物がおいしい季節です。野菜がたっぷり取れてヘルシーなイメージがある鍋ですが、ひとり分の適量が分かりにくいのが難点。調子に乗ってついつい食べ過ぎても気づきにくいのです。

また、最近の鍋はいろいろなスープがあります。昆布だしの水炊きをポン酢で食べればカロリーは低いですが、砂糖やみりんをたっぷり使ったすき焼きは高カロリーです。

さらに、ラーメンスープのような鍋スープもありますので、そろそろ鍋物は低カロリーという認識を改めた方がよいでしょう。また、年末年始はごちそうを食べる機会も増え、忘年会や新年会もあります。つい夜遅くまで、高カロリーのものをおつまみにお酒を飲むことも多くなるでしょう。

1-2.消費カロリーが減る

寒い季節は、外出も減ります。歩いていける距離でも車を使ってしまうという方も多いでしょう。今はネットショップも充実しています。日用品から生鮮食品まで配達してくれますから、つい頼ってしまう方もいるでしょう。

また、運動の習慣がある方も、寒い季節になるとついさぼりがちになります。さらに、雪がたくさん降る地方では屋外で運動すること自体が不可能になるでしょう。

1-3.冬においしく感じる食べ物はカロリーが高い

寒くなるにつれて、こってりとしたものがおいしく感じられるようになります。これは、私たちの体が寒さに備えて脂肪をたくわえようとするため。冬眠する動物が秋にたっぷり栄養をつけるのと同じ理屈です。

特に、お菓子は高カロリーのチョコレートを使ったものの新商品がたくさん出ます。ついつい試したくなる人も多いでしょう。さらに、冬に旬を迎えるミカンは、1個が約30キロカロリーです。

テレビを見ながら何個も食べてしまう方も珍しくありませんが、10個食べるとケーキ1個分のカロリーと同じになります。

2.冬はダイエットシーズンだった?

さて、太りやすい季節というイメージの強い冬ですが、実はダイエットに最適なシーズンなのです。その理由は、体温の維持。哺乳類は外気温が何度であれ体温は常に一定です。

人間の体温は、35度後半~36度後半にたもたれています。この体温の維持にはカロリーが必要。冬は外気温が低いので、体温の維持によりカロリーが必要になります。ですから、普通の生活をしていても、消費カロリーが増えてやせやすくなるのです。つまり、「冬だから太る」というのは間違い。生活に気をつければ、かえってダイエットを成功させやすいのです。

3.冬太りを予防する方法は?

では、冬太りを予防するには、どんな点に注意すればよいのでしょうか? この項では、その一例をご紹介します。

3-1.ながら食べをやめる

冬はこたつを作るご家庭は多いでしょう。こたつの上にミカンやお菓子を置くことも多いですね。こたつに入ってテレビを見たり本を読んだりしながら、お菓子や果物をつまむのは楽しいもの。しかし、こういった「ながら食べ」は自分が食べた量が分からず、食べた実感もありません。ですから、つい食べ過ぎてしまいます。

特に、ミカンは好きな人だと1日5個以上食べる方も珍しくありません。これにお菓子も加われば、自覚なくかなりのカロリーを摂取していることになります。

3-2.鍋物はしめに気をつける

鍋物は、スープの中に肉や魚の油がたっぷりと溶け込んでいます。ですから、しめに雑炊を食べると、スープと一緒に油分も食べることになるのです。いろいろな具材のうまみが溶け込んだスープはおいしいですが、食べ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

特に、こってりとしたスープは食べない方が無難です。どうしても食べたいという場合は、ご飯ではなくうどんなどの麺類を選んでください。これならば、麺にからんだスープだけを食べればよいのです。

3-3.おつまみは揚げ物をさける

忘年会や新年会を居酒屋で行う人も多いでしょう。居酒屋でおつまみを頼むならば、揚げ物をさけて、焼き物や野菜を使った料理を選んでください。また、おつまみを食べずに飲んでばかりだと、夜中におなかがすいてラーメンなどのこってりしたものが食べたくなります。

この「飲んだ後にラーメン」は、最も太りやすい組み合わせ。これを避けるためには、しっかりと食べながら飲んでください。最近の居酒屋のメニューはカロリー表示があるものも多いですから参考にしましょう。

3-4.薄着で体を動かす

寒いからと厚着をして閉じこもっていては、カロリーは消費できません。今は、ヒートテックなどの薄くて暖かい素材で作った衣服があります。それを着て体を動かしましょう。真冬でも正午~2時くらいまでなら暖かいです。買い物ついでに歩きまわってくると、カロリーが消費できます。

ウォーキングやジョキングもこの時間に行いましょう。ただし、寒いと筋肉も硬くなっています。十分なストレッチをして、筋肉をほぐしてから運動を始めてください。

3-5.室内でできる運動をしよう

今は、室内でできる運動のDVDなども販売されています。それをお手本に室内で運動をするのもお勧めです。雪がたくさん降る地域は、どうしても外に出られません。ですから、室内で筋力トレーニングをしましょう。腹筋運動や背筋運動などは消費カロリーこそ低いですが、筋肉の量が増えれば日常的に消費するエネルギーは増えます。

また、大掃除など体を動かす家事を積極的に行いましょう。家はきれいになりますしカロリーは消費できて一石二鳥です。さらに、お正月休みなどはスポーツ施設で体を動かしてみましょう。屋内なら天候や寒さを気にせず体を動かせます。

おわりに

今回は冬太りの原因や予防法をご紹介しました。

まとめると

  • 冬は摂取カロリーが増えて消費カロリーが減りやすいから太る。
  • 冬においしく感じるものは、カロリーが高いものが多い。
  • 鍋物はすべて低カロリーではない。
  • こたつに入ってだらだら食べ続けるのをやめる。
  • 屋内でできる運動をしよう。

ということです。

また、お正月休みに備えて、12月は仕事が忙しい方も増えるでしょう。仕事のストレスを暴飲暴食で解消する人も多いです。しかし、これで太ってはストレスがたまります。どうせストレスを解消するなら、スポーツで解消しましょう。体を動かせば、血流も活発になって気分もすっきりします。

大きな商業施設を歩きまわっても、結構な運動量になるでしょう。ただし、食べ物や飲み物の誘惑に気をつけてください。冬においしい温かい飲み物は、食べ物と同じでカロリーが高めです。ホットコーヒーや紅茶、ウーロン茶などがお勧めです。

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